女性が中高年で迎える更年期は、肉体的にも精神的にも変化を与えます。
更年期とは閉経年齢の平均は50歳頃のため一般的には45歳~55歳頃をさし、急激に女性ホルモンが減り血管や骨の防御の力が低下します。
✔更年期障害チェックリスト
❶顔がほてる
❷汗をかきやすい
❸顔や手足が冷えやすい
❹息切れ、動悸がする
❺寝つきが悪い、または眠りが浅い
❻怒りやすく、すぐイライラする
❼くよくよする、憂うつになることがある
❽頭痛、めまい、吐き気がよくある
❾疲れやすい
❿肩こり、腰痛、手足の痛みがある
女性の健康推進室「ヘルスケアラボ」のウェブサイトより引用・厚生労働省研究班(東京大学医学部藤井班)監修
更年期障害チェック | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 (w-health.jp)
▶更年期の症状は様々です。心身の不調の症状や重さは個人差が大きく、主な症状としては、ほてり・発汗・動悸・不眠・頭痛・イライラ・めまい・むくみ・髪の毛が抜ける・意欲の低下など多岐にわたります。似たような症状に甲状腺疾患があるので、不調を感じたらまず婦人科を受診しましょう!
▶更年期の症状改善には、ウォーキングなど汗をかく運動(骨の強化促進)、入浴、食事で身体を温める、睡眠や休養、気分転換などがおすすめです。
男性の更年期
男性の体調不良の原因としても更年期が注目されています。
主な症状は、筋力低下・不眠・不安感・性欲減退などです。発症時期は定年前後の55歳~65歳に多く、30代で発症する人もいます。
受診先は泌尿器科や心療内科になります。男性も更年期を理解して、適切なサポートを受けましょう。
参考資料:中日新聞「更年期」2023年7月2日掲載・女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 (w-health.jp)
[健保レターの目的]環境の変化に負けない心と身体づくりを支援し、自分らしくいきいきと働く社員をひとりでも多く増やすために
持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を(SDGs3)」更に「質の高い教育をみんなに(SDGs4)」に貢献して参ります。