熱中症は暑さ指数WBGTが28℃を超えると増え始め、
気温が体温を超える猛暑日(35℃以上)に急増します。
暑さ指数WBGT
暑さ指数WBGTは熱中症を予防することを目的とした指標で、
「湿度」「輻射」「気温」「風速」の4つの要素からなります。
環境省のホームページ「熱中症予防情報サイト」で暑さ指数を公開しています。
熱中症はどうして危険なのか
発汗による体内の水分不足などで体温調整ができなくなり、
体温が40℃以上に上昇すると脳をはじめとした臓器が壊れ、死に至るおそれがあります。
熱中症予防のポイント
❶暑さを避ける
▶室内では、エアコンや扇風機を使用し室温を調整(24~26℃)する
すだれやカーテンで直射日光をさえぎり室温の上昇を抑える
▶屋外では、日傘や帽子を活用する
日陰を利用して、こまめに休憩をとる
▶天気予報に注意して気温や湿度の高い日は、日中の外出をひかえる
❷からだに熱がたまるのを避ける
▶通気性が良く、速乾性・吸湿性に優れた涼しい服装を心がける
▶保冷材や冷たいタオルなどの保冷グッズを利用し、体温の上昇を抑える
▶スポーツや外での作業中は特に注意する
こまめに休憩をとり、水分補給と体を冷やすことを忘れずに!
❸こまめに水分を補給する
▶のどが渇く前に、こまめに水分を摂る
1日あたり1.2リットル(コップ6杯分)が目安
▶起床後や入浴前後にも水分を補給する
▶普段の水分補給は水や麦茶で、大量に汗をかく・ひどく喉が渇く場合は、
塩分を含む経口補水液やスポーツドリンクで補給する
熱中症の対処方法
意識があった人が急速に重症化することもあるので、必ず見守りを!
環境省熱中症予防情報サイト ##熱中症の対処方法(応急処置) (env.go.jp)
参考資料:熱中症から身を守りましょう!監修:堀江正和 産業医科大学副学長 産業生態科学研究所所長
環境省熱中症予防情報サイト 熱中症の予防方法と対処方法 (env.go.jp)
★健保レターの目的
環境の変化に負けない心と身体づくりを支援し、
自分らしくいきいきと働く社員をひとりでも多く増やすために
持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を(SDGs3)」
更に「質の高い教育をみんなに(SDGs4)」に貢献して参ります。