お知らせ
2023年07月18日
健保レター第111号熱中症から身を守りましょう

熱中症は暑さ指数WBGTが28℃を超えると増え始め、

気温が体温を超える猛暑日(35℃以上)に急増します。

暑さ指数WBGT

暑さ指数WBGTは熱中症を予防することを目的とした指標で、

「湿度」「輻射」「気温」「風速」の4つの要素からなります。

環境省のホームページ「熱中症予防情報サイト」で暑さ指数を公開しています。

環境省熱中症予防情報サイト (env.go.jp)

熱中症はどうして危険なのか

発汗による体内の水分不足などで体温調整ができなくなり、

体温が40℃以上に上昇すると脳をはじめとした臓器が壊れ、死に至るおそれがあります。

熱中症予防のポイント

❶暑さを避ける

 ▶室内では、エアコンや扇風機を使用し室温を調整(24~26℃)する

  すだれやカーテンで直射日光をさえぎり室温の上昇を抑える

 ▶屋外では、日傘や帽子を活用する

  日陰を利用して、こまめに休憩をとる

 ▶天気予報に注意して気温や湿度の高い日は、日中の外出をひかえる

❷からだに熱がたまるのを避ける

 ▶通気性が良く、速乾性・吸湿性に優れた涼しい服装を心がける

 ▶保冷材や冷たいタオルなどの保冷グッズを利用し、体温の上昇を抑える

 ▶スポーツや外での作業中は特に注意する

こまめに休憩をとり、水分補給と体を冷やすことを忘れずに!

❸こまめに水分を補給する

 ▶のどが渇く前に、こまめに水分を摂る

  1日あたり1.2リットル(コップ6杯分)が目安

 ▶起床後や入浴前後にも水分を補給する

 ▶普段の水分補給は水や麦茶で、大量に汗をかく・ひどく喉が渇く場合は、

  塩分を含む経口補水液やスポーツドリンクで補給する

熱中症の対処方法

意識があった人が急速に重症化することもあるので、必ず見守りを!

環境省熱中症予防情報サイト ##熱中症の対処方法(応急処置) (env.go.jp)

 

参考資料:熱中症から身を守りましょう!監修:堀江正和 産業医科大学副学長 産業生態科学研究所所長

環境省熱中症予防情報サイト 熱中症の予防方法と対処方法 (env.go.jp)

環境省熱中症予防情報サイト (env.go.jp)

 

★健保レターの目的

環境の変化に負けない心と身体づくりを支援し、

自分らしくいきいきと働く社員をひとりでも多く増やすために

持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を(SDGs3)」

更に「質の高い教育をみんなに(SDGs4)」に貢献して参ります。