健保レター
No.
81
2021/01/25
早めの花粉症対策
2月~3月は花粉症のピークです。
早めの対策でつらい花粉症シーズンを乗り切りましょう。
身の回りから対策
症状をなるべく抑えるために、まずは花粉に触れないことが基本です。
日常生活から小まめに対策をしていきましょう。
外出時
マスク、メガネを着用する
帽子、スカーフ、コートを着用する
帰宅時
花粉を払い落としてから、室内へ入る
手洗い、うがい、洗顔をして、鼻をかむ
室内
掃除はこまめにする
ぬれぞうきんやウェット式のモップで拭き取る
体調管理
きちんと睡眠をとる
タバコなどで部屋の空気を汚さない、乾燥させない
症状が出る前に薬で対策
花粉が飛散する前に薬を飲み始めれば、症状の出現を遅らせ軽くすることができます。
花粉の飛散時期を確認し、飛び始める2週間ほど前から服用を開始してください。
参考資料:エスエス製薬アレジオンHP「2021年花粉情報」
花粉症の薬
★花粉症の薬もジェネリック医薬品を活用しましょう。
花粉症の薬は、内服薬・点鼻薬・点眼薬を併用することが多く、ジェネリック医薬品にすることで
薬代の負担を大幅に軽減することができます。
★お医者さんや薬剤師さんと新薬との違いなどをよく相談のうえ、
ジェネリック医薬品への切り替えをご検討ください。
参考資料:協会けんぽ健康サポートHP「花粉症の薬・ジェネリックならこんなにオトク」
花粉症と感染症の症状
花粉症
鼻水・くしゃみ・目のかゆみ
花粉が飛散すると発症
花粉が飛散する特定の時期
風邪
喉の痛み・鼻水・くしゃみ・咳
比較的ゆっくり発症
年間を通じて。特に季節の変わり目や体力が低下している時
インフルエンザ
高熱38℃以上・頭痛・関節痛・筋肉痛・倦怠感
急激に発症
12月~3月(1月~2月がピーク)
新型コロナ
発熱・味覚と嗅覚異常
感染後1日~14日の潜伏期間を経て発症
流行時期は特定されていない
厚生労働省の電話相談窓口 0120-565653(フリーダイヤル)
受付時間:9:00~21:00 土日・祝日も実施
最新の情報は厚生労働省HP「新型コロナウイルス感染症について」をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
参考資料:秋のけんこう「暮らしの健康手帖」・エスエス製薬アレジオンHP「花粉?風邪?1分セルフチェック」・
日本公衆衛生「新型コロナウイルス感染症」・職場の健康だより「2021年1月号冬にかかりやすい感染症」