健保レター
No.
10
2015年2月
花粉症対策のセルフケアとメディカルケア
まだまだ寒い日が続きますが、元気にお過ごしでしょうか?
さて、まもなく花粉シーズン到来です。2015年春のスギ花粉の飛散開始は、例年並みか早い見込みで、
2月上旬から九州・四国・東海地方で花粉シーズンが始まると予測されています。
花粉症対策は、飛ぶ前からの自分でできるセルフケアと、薬を上手に使ったメディカルケアで乗り切りましょう。
●自分でできる日常のセルフケア
【外出時】
・マスク、メガネを着用する
・帽子、スカーフ、コートを着用する
【帰宅時】
・花粉を払い落としてから、室内へ入る
・手洗い、うがい、洗顔をして、鼻をかむ
【室内】
・掃除は濡れ雑巾などでこまめに行う
・加湿器を使用し、部屋の湿度を上げる
【体調管理】
・きちんと睡眠をとる
・バランスのよい食事をとる
・タバコなどで部屋の空気を汚したり、乾燥させない
●薬を上手に使ったメディカルケア
・一般的にスギ花粉は1年のうち3ヶ月前後症状が出て、毎年続きます。
定期的で継続的な症状のため、その分薬代もかかってしまいます。
そこで、おすすめしたいのが新薬(先発医薬品)からジェネリック医薬品への切替えです。
・花粉症の薬は、内服薬・点鼻薬・点眼薬を併用することが多く、ジェネリック医薬品にする
ことで薬代の負担を大幅に軽減することができます。
※ジェネリック医薬品への切替えは、医師・薬剤師とよく相談されるとともに、新薬との違い
についてきちんと説明を受けられることをお願いします。