健保レター

No.

95

2022/03/25
ちょっとした身体活動にも意味がある

 みなさん身体を動かしていますか?

厚生労働省の「国民健康・栄養調査報告(2019年)」によると、

1回30分以上の運動を週2回以上実施している人の割合は、

男性33.4%・女性25.1%です。日本人の3割程度の人しか運動習慣が無い状況です。

運動が苦手な方もちょっとした身体活動を続けることで、

心と身体に恩恵を受けることができます。

 

WHO(世界保健機構)からも身体活動・座位行動ガイドラインが出されており、6つの重要なメッセージがあります。

❶身体活動は心身の健康に寄与する。

❷少しの身体活動は何もしないよりは良い。多い方がより良い。

❸すべての身体活動に意味がある

❹筋力強化は全ての人の健康に役立つ

❺座り過ぎは不健康になる

❻身体活動を増やし、座位行動を減らすことにより

 妊娠中及び産後の女性、慢性疾患のある人や障がいのある人も

 全ての人に健康効果が得られる

身体活動とは?

ウォーキング、サイクリング、ダンス、ヨガ、太極拳など多くの運動がありますし、

徒歩通勤や自転車通勤としての交通手段、身体をつかう仕事、家事、育児なども

身体活動に含まれます。

定期的な身体活動は心血管疾患・2型糖尿病・特定のがんなどの

非感染性疾患(NCDs)の予防や認知機能の低下・うつ病の予防など

精神的な健康にも有益であり、健康体重の維持・幸福度にも寄与します。

成人と高齢者 高強度75分または、中強度150分の身体活動+週2日以上の筋トレ

子供 1日60分以上の身体活動+週2日以上の筋トレ

健康上のベネフィットが得られる身体活動のポイント

ポイント❶10分以上継続できなくてもOK!とにかく身体を動かそう

ポイント❷座っている時間を減らし、細切れに中断しよう

 ➦1時間に1回はストレッチや立ち上がって身体を動かす

ポイント❸楽しめる工夫で継続性を高めよう

 ➦強度を変えたインターバル形式の運動

 ➦球技や道具を使う運動もおすすめ

 ➦ウォーキングなら周囲の景色に意識を向けて楽しむ

  家族や夫婦で会話しながら歩くのも効果的です

運動することに囚われず、楽しくできそうなことから始めてみませんか?

参考資料:日本生活習慣病予防協会HP「身体活動・運動不足の調査・統計」・へるすあっぷ21「心を整える生活習慣」2022.1 ・

WHO「身体活動・座位行動ガイドライン」2020.11・WHO「ACTIVE 身体を高めるためのテクニカルパッケージ」

 

健保レターの目的

環境の変化に負けない心と身体づくりを支援し、

自分らしくいきいきと働く社員をひとりでも多く増やすために

持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を(SDGs3)」

更に「質の高い教育をみんなに(SDGs4)」に貢献して参ります。

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